【たましい】たましいとはなにか?そのメカニズムを詳しく解説

たましい

こんにちは!ケミです。

みなさんは亡くなったあとのことを考えたことがありますか?

「天国に行く」
「地獄へ落ちる」
「お星さまになる」
「あの世へ行く」

様々な答えが聞こえてきそうですね。

この記事では、亡くなったあとの世界を詳しく解説します。

死後の世界とは
魂が集まる場所とは
人はなぜ輪廻転生を繰りかえすのか
たましいの家族とは

死後の世界ってどんなところ?

亡くなると、まず肉体精神に分かれます。肉体は有機物ですから、どんな状態でもいつかは消え、この世からなくなります。
精神とは、その方の「こころ」そのものです。

「こころ」はしばらく現世で過ごします。
その後、現世に怨念や邪念がある場合は、成仏しない限り悪霊となってそのまま残り続けます。
悪霊についての解説はこちらをご覧ください。→悪霊退散!悪霊に憑かれないためにできること3選

成仏した「こころ」は、魂が集まる世界(以下、霊界)に戻ります。
霊界に戻ると、それまで人間界では普通にあった、視覚、聴覚、嗅覚などの感覚や喜怒哀楽などの感情、欲などはなくなり、すべてが満たされている状態になります。

霊界では、上下関係や良い悪いといったことはなく、すべてが一体となっています。
仏教で言う「極楽浄土」がここでの意味とほぼ同じです。
地球ではなかなか味わえない感覚なので、ピンとこないかもしれませんが、お風呂に入ってまったりとし「あ〜極楽、極楽」と言いたくなる感覚と似ています。

成仏するってどういうこと?

その名の通り、仏になるという意味です。
仏とは、悟りを開いた者、すなわち「これまで生きてきて味わった迷いや苦しみから開放され、その意味を理解した者」という意味です。 
仏教では「仏になる」と言いますが、スピリチュアルでは「たましいになる」と言います。

霊界とは

私たちが生きている地球は、3次元です。
宇宙は12次元まであると言われ、そのうち霊界は4次元から5次元と言われています。
悪霊は4次元の中の一番3次元に近い場所にいますが、成仏したたましいはその上に集まっています。
守護霊は5次元、神様になると位によって6次元以上に存在すると言われています。

その4次元に集まるたましいたちは、それぞれ特性を持ったグループに分かれています。
実は、そこに集まるたましいの多くは、まだ完璧なたましいではありません。
なんども地球に転生してきては生き死にを繰り返し、地球で学んでいるのです。

人はなぜ輪廻転生を繰りかえすの?

その理由はたましいを磨くためです。

ひとつのたましいが毎回生まれ変わると考える方も多いようですが、わたしの見解ではそれは違います。

たましいには一人一つずつ家があり、そこに住んでいるのは自分の過去世や守護霊です。
私たちは生涯で学んだ経験や幸福感をたましいの家に持ち帰り、家にいるみんなに情報を共有します。
たましいの家こそが過去世や守護霊も含めた「自分」であり、その一部が現世で生死を経験します。

現世で得た経験や幸福感が伝わると、家全体の質が上がり、たましいが磨かれます。
しかし、現世で悪事を働いたり、たましいを磨くために不必要な経験や精神の場合は、逆に家の質は下がってしまいます。

そしてまた、前回クリアできなかった課題を持って現世に生まれ、たましいを磨きます。
その繰り返しをすることで、たましい全体の成長と発展に繋がるのです。

また、たましいの家から生まれるたましいは基本的にひとりですが、時に一つのたましいからふたり生まれる場合もあります。
それを「ツインレイ」と呼びます。

ツインレイは基本的には男女で生まれることが多く、「運命の相手」ともいわれます。一度に2つのたましいが生まれ、経験や幸福感を持って帰るので、たましいの磨きはより早くなります。

たましいの家族 類魂(グループソウル)とは?

実はたましいの家というのはマンションの一部屋です。
このマンションというのが類魂(グループソウル)と呼ばれる魂の集合体です。
そして、マンションの大きさはそれぞれの集合体の大きさによって変わります。

マンションの住人はたましいの家族です。
家族と言っても、現世で出会う家族ではありません。
似たような性格や価値観のたましいが集まっており、そこにソウルメイトも含まれます。
現世で積んだ経験や幸福感はこのたましいの家族にもすべて共有されます。

行ったことのない場所を見た時に「なんか行ったことある気がする」と思ったり、全く知らない話のはずなのに、なぜか「懐かしさ」や「なんとなく聞いたことがある」と思うのはこのためかもしれません。

そしてこの類魂は、それぞれのたましいが磨かれるのと同じように、それぞれの経験や幸福感を共有することで磨かれていきます。
もう少しわかりやすいように説明しましょう。

たましいは非物質なので、普通数字で表すことはできませんが、たましい磨き度というものがあったとしましょう。
たましい磨き度は0〜10で、10に近づけば近づくほど磨かれています。

その場合に、「自分」のたましい磨き度が「3」だったとします。
たましいの家族が他に4人いて、それぞれ「2」「5」「7」「8」だったとします。
すると、たましいの家族全体の磨き度は、その平均「5」ということになります。

このように全員が10になればクリアですが、まだ未熟なたましいもいるため、たましい同士で助け合っているのです。

まとめ

今回はたましいについてのお話をしました。

私たちは自分のたましいを磨くために輪廻転生を繰り返しています。
たましいの家には、過去世の自分も、守護霊もその家族も一緒にいて現世のあなたを見守っています。

また、生前の経験や幸福感は、生まれ変わったあと消えてしまうのではなく、たましいの家にちゃんと保管されています。
そのため、新しいたましいが生まれたとしても、その方とはいつでも会うことができるのです。

記事を作成する際に参考にした書籍は、『守護霊』です。(参考:江原啓之「守護霊」,講談社,2017年7月)

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